京介と蒼の新婚旅行……じゃないです。ごめんなさい。 建築探偵もついに日本を飛び出してヴェネツィア編。蒼二十歳かー…かー… 京介三十路かー…かー…(何 まぁ、男は三十からですよ! アントネッラが可愛い。蒼×アントネッラとか可愛くて割と良いのではとか思っちゃい ました。そのうち日本に来るでしょうし、案外くっついちゃうかもしれませんね。この二 人。京蒼を激しく推奨してますが、彼女ならいいかなー。神代先生の娘さん(違)だし。 この話、深春がほとんど出てきませんがいいとこどりなのは相変わらずです。蒼を京介 達がいるヴェネツィアに連れていったのは彼ですしね。蒼と距離を置くという京介と神代 先生の思惑を見事にぶち壊してくれました。思わぬ所で蒼の姿を見て、あっけにとられて る京介が素敵。普段表情の変化が少ない彼も、蒼のこととなると違いますね。愛ですよ、 愛なんですよ(そればっか 155ページからの二人のやりとりは萌過ぎてもうどうしてやろかと…!自分の頭の中 を見れるものなら見てみたいと言う京介に蒼が跳び付くわけですよ。 「よおし、見ちゃおう!京介の脳味噌どーこだッ」 「こら、蒼、離せ」 「やーだッ」 って、あなた!! ああああああああ!可愛い可愛い可愛い!!(壊 もう君は20歳の青年じゃないよ…? 嬉しかったんですよね、蒼。京介と昔みたいに居られるのが。大人にならなきゃと思う けど、やっぱりまだ京介のそばでまどろんでいたい。でも、いつまでも甘えているわけに はいかなくて……。葛藤で押し潰されそうだったんでしょう。ちょっと切なくなりました。 蒼と京介にはずっと一緒にいてほしいんだけどなぁ…。 自分を殺そうとしたスフィンジェに「会えて良かった」と言う蒼。彼の強さに涙。「スフ ィンジェってかおる母さんと似てる」という言葉にはちょっとどきっとしました。今回、 蒼は神代先生の養子になって「神代香澄」として生きるか、それともこのまま「薬師寺香 澄」として生きるかの決断を迫られるわけですが。結局蒼が出した答えは「自分の名前は 自分のものとして、これからも背負っていきたい」。どんなに苦しい辛いことが詰まった名 前でも蒼は「薬師寺香澄」として生きていくことに決めたんですね。本当に強くなったな ぁ…。この辺、涙がマックスでございました…… 自分も他の人間も信じるつもりはないけれど、蒼のことなら信じられるという京介。 改めて京介にとって蒼がどれだけ大切な存在なのか実感しました。 モドル |