美貌の帳

                       
 灰色の砦、原罪の庭と過去編が続きましたが、やっと現在に戻ってきました。
 蒼17歳。高校生活が始まっているようですが、今回の話は蒼のその辺の悩みなんかに
もスポットがあてられていたりして、京蒼要素的には(え)、大変おいしかったのでなない
かと。
 萌シーン満載でございました…!
 本当に蒼…苦しかったんですね。同い年の人間にどうしても馴染めず、学校では浮きま
くり…。まぁ、生い立ちとか今までの生活とか考えたら当たり前のことなんでしょうけど
…。

 この巻から京介視点で書かれる部分が多くなるのですが、いちいち蒼のこと気にかけ
てる所がもう…!愛ですね、京介…!蒼の様子がおかしいことに気付き、遠山さんに蒼に
何かしたのかと詰め寄ったり。何かって何(死

 一番のお気に入りシーンは蒼が京介に思っていることをぶちまけるシーンです。「こん
な僕なら気付かないうちに人を殺すことだってあるかもしれない」という言葉…。痛くて
痛くて涙が出ました。過去はまだ蒼を縛り付けて離してくれないんですね…。そんな蒼に
「蒼は蒼のままでいればいい」と言う京介。この辺りの二人の会話がすっごい好き。過去
を忘れることはないけれど、縛られることはない。そうやって生きていくのは難しいけど、
そう生きたいと思う。京介の言葉に蒼は沢山救われたのだと思います。
 真面目な感想の後にあれですが。ここ!このシーン、二人密着し過ぎなんですよ…!!
京介にしがみつく蒼が可愛いったら!!京蒼京蒼(待て
 蒼自身よりも蒼を知ってるってどういう意味かしら、京介さん?(死んでこい

 蒼もね!京介が暁さんと結婚させられるかもしれないと知って、ちょっとやきもちです
もんね!京介が結婚した時、素直に祝福できるのか…ってできないでしょ、蒼ちゃん(何
 むしろ「京介は僕の!」って主張してやればいい(え。京介も蒼が一番大切なようです
し?

 あとはあれですね。深春と蒼のじゃれあいが…!!蒼、可愛すぎる…!深春蒼も割と良
いと思います(え

 それと、朱鷺が再登場でしたねー。女性キャラの中じゃ結構好きな方ですー。
 遠山×朱鷺って割といいかもなー、と思ってたらあれですもんね(どれ
 その他何故か妙に萌えたのが壮太さん。美人さんって素敵。


モドル