水戦隊○○


アルベルト:ルック様、これをご覧下さい

ルック  :ん?何だいこれは。「幻水戦隊ハカレンジャー」……?

アルベルト:最近子供達の間で話題になっているものです。

      何でも彼らは強大な力を持ち、何者にも負けることはないとか

ルック  :へぇ〜。凄いねぇ。

      (恥ずかしいコスチュームだな……)

アルベルト:と、いうわけで用意してみました

ルック  :ええ!?

 

 (ずら〜っと五着並ぶ戦隊コスチューム)

 

ルック  :(……これをどうしろと……?)

アルベルト:我々が更に力を手に入れるためには装着してみるのが一番かと

ルック  :着るのかい!?

セラ   :あら、面白そうですね。私、青がいいですわ

ルック  :ちょ…セラ……っ?

ユーバー :俺は黒だな。これを着ればもっと人が殺せるのだろう?

ルック  :ユーバー…君まで何をっ

アルベルト:私は赤ですね。話によるとリーダーカラーのようですが、ルック様には似合

      わないでしょうから

セラ   :ルック様、緑とピンク、どちらになさいます?

 

 (ルックに皆の視線が集中)

 

ルック  :……み…緑で(泣

ユーバー :ところでピンクはどうするのだ?一人足りんぞ

アルベルト:ああ。それなら私が連れて来よう

 

 (アル、一度去って、誰かを連れて出てくる)

 

アルベルト:さぁシーザー。これを着ろ

シーザー :こんなもん誰が着るかぁぁ!!

ルック  :ア…アルベルト。彼は……?

アルベルト:私の可愛い弟です。ピンクを任せるのにはうってつけかと

シーザー :どこがだっ!

アルベルト:弟よ。ピンクはヒロインカラーだ

シーザー :んなこと知ってる

アルベルト:そして最後には赤と結ばれると決まっている

シーザー :いや、そんな決まりねーし

アルベルト:だから、シーザーっこれを着るのだ!私と結ばれるためにっ

シーザー :マジで殺してやろうか……?

セラ   :まぁ、そうなのですかルック様

ルック  :え?

セラ   :なら私が赤でルック様がピンクを着れば、二人は結ばれるのですね

ルック  :何を言ってるんだい、セラ?しかも僕がピンク……!

ユーバー :どうでもいいから早く着替えろ

ルック  :うわっ、すでに完全装着してるし

アルベルト:まぁ、ルック様がどうしてもと言うのなら赤とピンクをお譲りしても構いま

      せんが

シーザー :つーか、オレ、帰っていいか?

セラ   :ではルック様。着替えて参りましょうか

ルック  :ええ!?ちょ…待っ……っ

セラ   :さぁ、行きましょう♪

ルック  :うわぁぁぁあっ!

 

 

 

ルック  :と、いう恐ろしい夢を見たよ……

アルベルト:はぁ。それは災難でしたね

 

 

                              終幕

 

はい。オチなし!(笑

赤毛というより破壊者寄りですね

ギャグなんで脚本風にしてみました

面白くな……っ!!

赤毛もいいですが破壊者も好きですv


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